酪酸菌は、ラクサンキンと読みます。
あまり馴染みのない菌だよね。
この酪酸菌。私たちの身体によい影響を与えてくれる菌なのです。
酪酸菌は「ぬか漬け」に多く含まれています。
今回はあまり知られていない「酪酸菌」について調べてみました。
- 酪酸菌は善玉菌の1つ
- 酪酸菌は免疫力をアップしてくれる
- 酪酸菌は痩せやすい身体を作る手助けをしてくれる
- 酪酸菌を多く含むのは「ぬか漬け」!
- ヨーブルトと一緒に食べると相乗効果あり!
酪酸菌とは?!
酪酸菌は、ビフィズス菌や乳酸菌と同じ「善玉菌」の1種です。
昔から医薬品や飼料などにも使われてきた微生物。
1933年に宮入博士という方が、腸内で発見した為、宮入菌(ミヤイリキン)とも呼ばれています。
動物の腸内にはもともと存在している常在菌なのです。
ビフィズス菌や乳酸菌はよく聞くけど、酪酸菌は聞いたことがないな〜。
けれども、酪酸菌も身体にとてもよい影響を与える菌だったのです!
その効果を次でお伝えします。
酪酸菌のうれしい効果
整腸作用あり!腸内の免疫力もアップ!
酪酸菌は、乳酸菌の働きを促進し、人や動物にとって必要な有機菌を作り出します。
人はストレスを受けると腸内のバランスが乱れ、お腹の調子が悪くなることがあります。
このような時に、酢酸菌からできる有機酸には腸内の免疫力をUPさせる作用があるんです。
また傷ついた粘膜の修復して、腸内機能の正常化の役割を担っています。
酪酸菌は、熱や胃酸でも殺菌されないとても生命力の強い菌の為、生きたまま腸まで届く!
その強い酪酸菌は、大腸の蠕動運動を活性化させて、お通じの改善にもつながるんっだって♪
食中毒の原因である、大腸菌O157やピロリ菌の増殖を抑える効果も確認されています。
知らない菌でしたが、なかなかすごい働きをしてくれてたのですね。
酪酸菌は痩せる鍵?!<脂肪の蓄積を防いでくれる>
ここ最近、やせやすい身体作りになるポイントは「腸内細菌」であると注目されています。
腸内に含まれる細菌は「ヤセ菌」と「デブ菌」に分類でき、「ヤセ菌」が多いとダイエット効果を発揮!
このヤセ菌は、食物繊維を食べると短鎖脂肪酸という物質になるのですが、「酪酸菌」は短鎖脂肪酸の一つ!
短鎖脂肪酸は食欲を抑えてくれる効果や、脂肪の蓄積を抑える作用があります。
だから、痩せやすい体質になって酪酸菌はダイエットには効果的なんだって☆
また腸内に酪酸菌が多いと、花粉症などのアレルギー症状の改善にも働きかけてくれます。
酪酸菌はどんな食品に多く含まれているの?
腸内環境にも良く、ダイエット効果もある「酪酸菌」
できるだけ気軽に毎日摂取したいですね。
酪酸菌はどんな食品に含まれているの〜?
ズバリぬか漬け!!
なんといっても酪酸菌が含まれる代表選手が「ぬか漬け」です!
というより、今現在、酪酸菌を含む食品はぬか漬けぐらいしかないと言われています。
その為、食品からとるのは難しいのですが、一緒にとると効果的な食べ物があるのでそれらをご紹介します!
酪酸菌と一緒に食べるとよい食ベ物
ヨーグルト
ヨーグルトにも酪酸菌と同じ善玉菌である「ビフィズス菌」「乳酸菌」が多く含まれています。
これらの菌もヤセ菌であり、短鎖脂肪酸をたくさん生成してくれるのです。
また、酪酸菌を増産してくれて腸内をきれいにし腸の調整機能を高めてくれます♪
酪酸菌のまとめ
- 酪酸菌とは宮入菌(ミヤイリキン)とも呼ばれ、善玉菌の1種
- 酪酸菌の効果は、整腸作用とダイエット効果!
- 酪酸菌はヨーグルトと食べると相乗効果あり!
酪酸菌は、食物繊維をエサとして増えるので、食物繊維が豊富な食物も一緒に取ると効果アップが期待できます。
<食物繊維の多い食材>
豆類、キノコ、芋類、穀物、海藻、果物など
また菌はなるべくいろいろな種類の菌を摂取することにより、相乗効果が期待できるよ。
様々な食品から、菌と仲良く付き合っていけるといいですね ♪
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