冬になると「お汁粉」をよく作ります♪
その度に、はて「お汁粉」と言うけど、「ぜんざい」と言う人もいるな。
違いって何なのだろう？粒あん・こしあんの違い？それとも？と思いつつも何もせずに過ぎる冬（笑）
なので、今回は「お汁粉」と「ぜんざい」の違いを調べてみたのでご紹介します ♪
またカロリーの違いもあるのかと気になったので、それらもお伝えしますね！
「お汁粉」と「ぜんざい」の違いとは？
私はいわゆる小豆とお餅が入ったものは全て「お汁粉」と言ってきました。
「ぜんざい」という言葉をほとんど使ったことが無いように思えます。
この二つ、広辞苑では下記のように定義がされています。
「お汁粉」とは
「小豆あんを汁状にし砂糖を加えて煮たものに焼き餅 （もち） や、白玉団子などを入れた食物。御膳 （ごぜん） 汁粉・田舎汁粉など。汁粉餅。」
「ぜんざい」とは
「善哉餅のこと。関西ではつぶしあんの汁粉。関東では餅に濃いあんをかけたもの。」
これだとちょっと違いがわかりずらいですよね？？
下記のように簡潔にしてみました。これだと覚えやすいかもしれません。
「お汁粉」・・・小豆を豆の状態から砂糖と煮て、お餅など入れたもの。
「ぜんざい」・・・小豆を煮て作った “ あんこ ”をお餅にかけたもの。
辞書によると、このようにお汁粉は、小豆と砂糖を水で煮たもので、ぜんざいはすでに出来上がっているあんこを使ったもののようです。
汁があるかどうかが、大きく異なる点ですが、どうやら地域によっては「お汁粉」「ぜんざい」の定義が違うようなので、そのあたりも調べてみました！
「お汁粉」と「ぜんざい」地域によって違う？
関東では「汁気のアリ・ナシ」で区別されていことが多いようですが、関西では「つぶあん」「こしあん」の違いで呼び方が分かれています。
また、北海道や九州、沖縄でも違うようなので、このような表を作ってみました！
「お汁粉」「ぜんざい」地域による呼び名
北海道の「かぼちゃ汁粉」
北海道で作られる「かぼちゃ汁粉」はこのようなものみたいです。美味しそう♪
調べていたら、冬至の時にお汁粉にカボチャを入れて食べる人も多かったです。
沖縄のぜんざいは「かき氷」！
沖縄では、ぜんざいはいわゆる温かいものでなく、なんと冷たい「かき氷」！
関東でいうと宇治金時かき氷のような感じですね。
白玉も入ってこちらも美味しそうです☆
「お汁粉」と「ぜんざい」のカロリーの差は？
「お汁粉」と「ぜんざい」は使用する食材はほぼ一緒ですが、カロリーは違ってくるのでしょうか？
２種の定義は地域によって異なることがわかりましたが、関東の場合における「お汁粉」と「ぜんざい」のカロリーを調べてみました。
お汁粉カロリー ：４０３kcal（１杯）
ぜんざいのカロリー：３７３kcal（１杯）
出典：eatsmart
約３０kcalの差ですが、お汁粉によってはお餅の大きさやお砂糖の分量も違うので、そんなに大差ないと思っていてよさそうですね。
「しるこサンド」は東海地方のソウル菓子！
こちら関東の人は馴染みの薄いお菓子「しるこサンド」！
愛知県を中心とした東海地方では、長年愛され続けているあんこをビスケット記事で挟んであるお菓子です♪
私も愛知県の人からお土産にもらって初めて食べたんですが、とっても美味しい！
ほんのしたアンコの甘みとほんのちょっと塩味がするビスケットの組み合わせが、とまらなくなります。
こんなお菓子が愛知にあったとは知らず、聞いてみたら東海地方ではポピュラーなおやつなんですって♪
ぜひまだ食べたことのない方はチェックしてみてくださいね☆
・「お汁粉」と「ぜんざい」は、“ 汁気の有る無し” で分かれる。
◆ 汁気アリ・・・お汁粉
◆ 汁気ナシ・・・ぜんざい
・関西では、汁アリで粒あんの場合は「ぜんざい」と言い、汁無しを「亀山」と呼ぶ地域が多い。
・北海道では、「カボチャ汁粉」を食べる地域もある。
・沖縄では「ぜんざい」といえば、「金時豆をかけたかき氷」のこと。
私は関東出身ですが、「お汁粉」はよく食べるけど「ぜんざい」は食べたことがないかも？と思っていました。
しかし、自分ではわかっていなかっただけで食べていたものが「ぜんざい」だった可能性もあったとわかりました！
地域によって呼び名や内容が違うのも面白いですね。
沖縄の「金時豆かき氷」もいつか食べてみたいものです ＾＾
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