キウイは普段から食べてますか?
私はテレビ番組で取り上げられた後には、意識してスーパーで買っちゃったりしますが、いつの間にか買わなくなったりします…
一年中あるので、今買わないと!と思わないのも理由でしょうか。
でも、友人がキウイを食べてると体の調子がいいみたい、と聞き、影響受けやすい私はまたキウイが気になり始めたのです。
なんでもキウイの 酵素とビタミンが果物の中でも大変優秀な働きをするそう!
一年中あるキウイですが、いつ食べると一番よいのか旬の時期や選び方も調べてみました ♪
キウイのすごい酵素効果!
キウイの代表的な成分といえば「酵素」
この酵素、すばらしい働きがいろいろあるのです。
たんぱく質を分解する酵素「アクチニジン」
キウイにはお肉や卵、小麦などのたんぱく質を強力に分解する酵素「アクチニジン」を多く含んでいます。
そのためアクチニジンは、胃の中でお肉などのたんぱく質の消化吸収を助けてくれるのです。
ただ、熱に弱いためキウイを加熱して作るジャムやスイーツにはこの効果は期待できません。残念…
また、キウイの種類によってもアクチニジンの含有量に差があります。
多く含まれるのは、一般的な 果肉が緑色の「ヘイワード」という種類です。
皮に毛があまりない果肉が 黄色の「ゼスプリゴールド」と最近見るようになった赤い色が入っている「レインボーレッド」は残念ながら少量しか含まれてないとのこと。
ヘイワールドは昔から売られている産毛がチクチクしているタイプですね。
ゼスプリは、ここ数年一般的になってきた産毛が無く皮がサラっとしているタイプです。
また酵素には他に以下のような働きが期待できます!
・免疫力アップ!
・活性酸素、有害物質を取り除く!
・食べ物から得た栄養を体の細胞に行き渡らせる!
酵素が不足すると新陳代謝の働きが鈍くなる為、デトックス(体の毒素を出す)しにくくなります。
その為、脂肪や糖質が溜まりやすく肥満につながるとも言われています。
キウイビタミンのうれしい美容効果
酵素以外にキウイには 美容効果 が期待できるビタミンが豊富に含まれています。
何と言っても「ビタミンC」!
キウイの種類によってビタミンCの含有量が異なります。
成人のビタミンC摂取目安量は、100mg/1日です。
<キウイ1個あたりのビタミンC含有量>
・果肉が黄色のゼスプリには約 140mg
・果肉が緑色のヘイワールドには約 70mg
このようにゼスプリのキウイを1個食べれば1日に摂取したい目標量に軽々達することができます。
ビタミンCは 美肌 には欠かせない栄養素としてはおなじみですね。
日々の紫外線で傷ついた肌の回復や、シミやシワ、吹き出物などの肌荒れを改善してくれるのです。
サプリで取る方も多いですが、吸収力がよいと言われる食物から積極的に摂取できるといいですね♪
ビタミンEも見逃せない!
ビタミンCと同様にビタミンEも多く含まれているキウイ。
このビタミンEも種類によって含有量が異なるのです。
成人のビタミンE摂取目安量は、6.0mg/1日です。
<キウイ1個あたりのビタミンE含有量>
・果肉が黄色のゼスプリには約 2,5mg
・果肉が緑色のヘイワールドには約 1,3mg
ビタミンEは、抗酸化作用の高いビタミン!
抗酸化作用があるということは体の老化を防ぎ、若さを保ちやすいと言われています。
また、血行も良くする働きがあるため肌のくすみを解消したり、冷えや肩こりなどの予防にもあります。
こう見ますとビタミンC,Eの含有量では、黄色のゼスプリが勝者!!
美肌・アンチエイジング効果を期待するなら、ぜひ黄色のキウイ(ゼスプリ)を選んでくださいね。
ただ、緑のヘイワールドも負けていない点があります!
それは食物繊維がゼスプリより多いのです!
なので、便秘解消や腸の調子を整えたい方は緑のヘイワールドをおすすめします。
整腸作用があることもデトックスになり、ヘイワールドも美容にはよい効果を望めるので2種を交えながら日々に取り入れてもいいかと思います ♪
キウイの旬はいつ?
そんな美容にもうれしいキウイ。
一年中スーパーにあり季節感を感じない果物ですが、旬ていつなのでしょう?
スーパーで出回っているほとんどがニュージーランド産です。
ニュージーランドの国鳥の名前も「キウイ」なんです。キウイに似ていることから名付けられたそうです。
ニュージーランドではこの鳥のキウイ絡みのお土産グッズがたくさん売られているそうです。
ちなみにキウイってこんな鳥です↓↓
そのニュージーランド産のキウイの旬は、4〜9月頃です。
春から夏くらいまでですね。
国産は、逆に12〜3月に市場に出回ります。
国内のキウイは、福岡県・愛媛県・和歌山県で多く生産されています。
キウイの美味しい選び方
キウイはバナナと同じ追熟果実です。
追熟果実というのは完熟する前に収穫し、エチレンガスで食べ頃を調整できる果実です。
ちょうどよい食べ頃になるようにされてますが、すぐに売れない事も考慮されてか、買った直後では少し固めに感じるキウイもありますよね。
アボカドも追熟果実なので、固い状態で切ってしまい失敗することが時々あります…
そんな失敗をキウイでしない為のポイントです!
・表面に傷やヘコみがないもの。
・上の頭部分と下の部分を親指と人指し指で挟むように押して、少し柔らなく弾力を感じるものが食べごろの固さになっています。
キウイの上下の軸を挟むような感じです。
胴体の部分を押したくなるのですが、傷みの原因になってしまうので、触るときは上下を挟んでみてくださいね。
もしまだ固いキウイを早めに食べたい時は、ビニール袋にリンゴやバナナを一緒に入れて2、3日そのままにしておくと早めに熟します。この時は冷蔵庫でなく常温で行ってくださいね。
リンゴやバナナから発生するエチレンガスを使った、オウチ早熟作戦です。
小さな果実にうれしい栄養がたっぷりの キウイ♪
半分にカットしてスプーンですぐに食べられるので、酵素やビタミンの補給が簡単にできますね。
私は半分に切るのも包丁でなくスプーンでカットしてしまいますのでまな板も必要なくラクチンです。
皮を剥く手間がなく、また価格が安定しているキウイは手軽でうれしい果物です。
最近、果物食べてないなぁと思ったときにはキウイを気軽に手に取ってみてください。
ビタミンCたっぷりなので風邪の季節にもオススメです ♪
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