寒くなると温かいものが食べたくなりますよね。
常に甘い物に目がない私ですが、冬は甘くてほっこりする「お汁粉」が特に恋しくなります。
今回は、その「お汁粉」や似ている「ぜんざい」の由来が気になったので、ご紹介します!
また、私はいきなりお汁粉が食べたくなる時があるので、そんな時に簡単に作るお汁粉の作り方などもお伝えします♪
お汁粉の由来
お汁粉のルーツは「江戸時代」までさかのぼります。
江戸時代に作られた「餡汁子餅(あんしるこもち)」がお汁粉の始まりと言われています。
「餡の汁の中に、具材の子(実)として、餅や団子をいれてあるもの」
とされ、それが略して「汁子」、そして漢字が変わり「汁粉」になりました。
江戸時代(寛政のころ/1789年〜)に、海外から “ 砂糖 ” が日本へ伝わってきました。
このことから、小豆の汁に砂糖を入れて食べることが広まり、今のお汁粉やぜんざいへと変化していきました。
当初、お砂糖は貴重であった為、庶民に広がったのは明治の初期頃でした。
そのころ、「牛鍋」「洋食」と並んで「お汁粉」が人気の食べ物になります。
現在でお汁粉の老舗店でオススメなのは、こちらの3店舗です!
- 梅園(浅草)安政元年創業
- 竹むら(神田)昭和5年創業
- みつばち(湯島)明治42年創業
まだまだ、お汁粉の美味しいお店はたくさんあるので、甘味屋さん巡りをしたいものです♪
ぜんざいの由来
お汁粉に似た「ぜんざい」も、江戸時代にすでにありました。
その頃から呼び方も「ぜんざい」と言われ、当時はとても貴重な食べ物で普段はあまり口にできなかったのです。
なぜ「ぜんざい」という名前がついているのでしょう。
それは、なんとあの “ ブッタ ” が関係しているというのです!
ブッタとは、仏教のさとりを開かれた「お釈迦様」です。
世界三大聖人のトップでもあり、神様でなくインド生まれの実在していた人であります。
そのブッタが弟子に説法をする時に、よい回答をしたお弟子さんに「その通りだ!」と褒めることがありました。
その「その通りだ」というのをサンスクリット語で「サードゥ」と言いました。
その「サードゥ(よきかな)」という言葉が、中国に渡り、それが漢字として「善き哉(よきかな)」とさらに日本に伝わったそうです。
その後、「善哉(ぜんざい)」ということが、美味しい物を例える時に発する言葉になり、さらにまだ名前ついてなかった「ぜんざい」を「善哉!善哉!(美味しい美味しい!)」と言うようになり、「ぜんざい」そのものの名前に変化していったと言われています。
ブッタの一言から、日本の甘いスイーツ「善哉」に繋がっているとは驚きですね!
お汁粉を缶詰で簡単に作っちゃおう!
甘いお汁粉が急に食べたなる時ってありますよね?!
私はたまに小豆から似てちゃんと作る時があるのですが、煮てる時間がない時は、「缶詰のあずき」でさっと作っちゃってます♪
下記がラクチンで覚えやすい分量です。
ゆであずき(缶詰)・・・200g
水・・・200g
塩・・・ひとつまみ
お餅・・・お好みの数
缶詰と同じ分量の水で、あずき溶いて温めて、ちょっとのお塩とお餅と入れたらOK!
お餅は焼いても美味しいですね。
私は小さい耐熱容器に、お餅とお餅がかぶるくらい水を加えてレンジで1分チンしたものを入れてます。レンジのワット数によってやわらかくなる時間が最初は短い時間からやってみてください。
加熱しすぎると、お餅がドロドロに溶けてしまいもったいないので!
お水は、あんこ取り出した缶詰を使ってそれに水を入れて用意すれば、缶詰の内側についたあずきも取れて、缶詰もキレイになるし一石二鳥です☆
缶詰は結構重いのでネットでまとめ買いしています。。
こちらAmazonでも常にトップ!日本橋榮太郎さんの「ゆであずき」は間違えない美味しさです♪
気になった方はぜひチェックしてみてください。
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レトルトでオススメはこちら♪
「お汁粉」と「ぜんざい」は英語でも違って書く?
ちなみに英語では、お汁粉もぜんざいも同じように書きます。
赤いお豆のスープということ下記の表記になります。
sweet red bean soup
お餅を加えた場合は、お餅は「rice cake」なので下記の表記になります。
sweet red bean soup with a rice cake
最後におまけの情報でした♪
きっと今すぐ「お汁粉」「ぜんざい」を食べたくなっちゃった方もいるのでは?!
私ももうウズウズしてきました。
早速ストックしてある缶詰でラクチンお汁粉を作ろうと思います!
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