梅干しも好き嫌いが分かれる食品の一つですよね。
写真を見ただけで口が酸っぱくなり苦手な人も多いかと思います。
私は梅干しは大好きなのですが、塩分を気にしたりして遠ざかっている時期もありました。
しかし、やはり梅干しは日本人に馴染み深い食材で昔から体にいいと言われてきただけあって、すごい健康効果があるのです!
今回は、知ったら毎日食べたくなるような梅干しの効果効能をご紹介します♪
こんなにあるの?!梅干しの健康パワー!
なんといっても疲労回復!
梅干しの成分で有名なのは、あの酸っぱさの「クエン酸」
果物の中でクエン酸の含有量は、梅干しがトップ!!
梅干し1粒になんとレモン3個分が含まれています。
そのクエン酸が疲労回復に効果を発揮してくれるのです。
疲労の原因は、体内に蓄積された乳酸という物質です。乳酸が増えてしまうと私達は疲れを感じるのです。
クエン酸には、この乳酸を分解して体外に排出してくれる効果があります!
それにより、疲労物質が体に溜まりずらくなり元気になるのを助けてくれます。
現代人の酸性体質をアルカリ性へ!
私たちが普段よく食べるお米やパン、肉や乳性品、砂糖、アルコールなどは酸性の食品です。
ハムやソーセージなど加工食品にも酸性が多く、現代人は気付かないうちに酸性を多く摂取し、酸性体質になりがちです。
体が酸性寄りになると、疲労感、頭痛、低血圧などの様々な症状が出てしまいます。
そのため、人間の体は常に弱アルカリ性に保てるとよいと言われているんです。
うれしいことに梅干しに豊富に含まれるクエン酸は、血液を弱アルカリ性に保ってくれる働きがあります。
梅干し以外には、わかめやひじきなどの海草類、野菜や果物がアルカリ性の食材です。
血液サラサラ & 血管強化!
弱アルカリ性になることにより、血管を詰まらせる原因の酸性物質を中和させて血液をサラサラにする効果もあるんです。
血行の改善にも一役買っているので、血流が良くなることにより肩こり改善も期待できます。
また梅に含まれるポリフェノールも、血管の老化・血圧上昇を防ぎ、これが脳梗塞や動脈硬化など血管の病気の予防にもなります。
若返る?アンチエイジング効果!
なんと梅干しを食べた時に出る唾液には、若返りホルモンが含まれているんです!
驚きですよね!
そのホルモンが活性酸素を抑制し、細胞を元気にさせて老化予防に繋がります。
梅に含まれるポリフェノールにも抗酸化作用が期待でき、シミやしわの予防にもなるとのこと。
梅干しがアンチエイジングに効果があるなんて女性には特にうれしい効能ですね。
便秘改善効果!
こちらの効果もうれしい女性が多いのではないでしょうか。
梅干しのクエン酸には腸の動きを活発にする整腸作用があります。
このため、悪玉菌を減らし腸内環境をよくしてくれることから便秘の改善が期待できるのです。
二日酔対策!
梅干しには肝臓や胃・腎臓といった内蔵の機能を高めて、解毒作用を促してくれる働きもあります。
そのため、飲み過ぎた翌朝にはお湯やお茶に梅干しを入れて飲むと、二日酔を早めに解消!してくれますよ。
また梅干しには粘膜を保護する働きがあるので、お酒を飲む前も梅干しを食べることによって、胃腸が保護されてアルコールの刺激を弱めることができます。
お酒好きな方は、飲む前後に「梅干し」!と覚えておくのもよいかもしれませんね。
気になる塩分!梅干しの一日の目安量は?
美味しくて体によいとされる梅干しですが、元々保存食であるため塩分が高いのが気になるところです。
しかし、梅干しの塩分であれば、1日に1個 程度であれば問題ないとのこと。
何個も一度に食べなければそんなに気にしないくてもよさそうです。
ただそれでも塩分が気になる方は、減塩タイプのものをおすすめします。もしくは、食べる前に梅干しを水に浸して塩抜きをしてもよいでしょう。
梅干しの健康パワーは、塩分濃度には関係ありませんので減塩タイプにしても効果は期待できます。
最近は、砂糖や調味料が加わった梅干しも多くありますのが、健康効果を期待するにはなるべく塩だけで漬けたものがおすすめです。
買う前に原材料表示を見てみてくださいね。
<まとめ>
梅干しの6つの健康パワー!
- 疲労回復!
- 体を酸性からアルカリ性へ!
- 血液サラサラ&血管強化!
- アンチエイジング効果で細胞を元気に!
- 便秘改善効果!
- 二日酔対策!
おにぎりの定番としても人気の梅干し!
食事にアクセントをあたえてくれたり、焼酎などお酒に入れても美味しいですよね。
梅干しは 「三毒を断ち、その日の難を逃れる」とも言われるほど昔から薬効性の多い食材でもありました。
この伝統的な健康食材をこれからも食べていきたいですね♪
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