にんにく料理を大好きな人も多いのではないでしょうか?
私も、普段の料理でもよく使い、バーベキューでは丸ごと焼いて食べたりするほど大好きです!
にんにくを入れないと味が決まらないお料理も多いですよね。
ただ、やはり食べた後に気になるのがあの 臭い…
自分は気にならなくても、周りの人にクサいと思われたらどうしよう…と気になります。
そこで、今回はニンニクの臭いに効果的な食べ物を中心に調べてみました ♪
1)臭いの原因
美味しいニンニク。
中華料理には欠かせないですし、入れることにより、あらゆる食材が美味しくなってしまうすごい食材でもあります。
臭いが無ければ、朝でも昼でも気にせず食べたいと思うワタクシです。
まずは、あの悩ましい臭いの原因は何なのかリサーチしました。
原因物質は「アリシン」
ニンニクに含まれる「アリシン」という物質が、あの強い臭いを出す成分です。
アリシンが体内に入ると、体臭の原因になるアリルメチルスルフィドなどの成分に変化し、それが血液として体中を巡り、吐く息や汗、体臭という形で臭いを発するのです。
アリシンは、皮がついた状態では臭わないないのですが、ニンニクを切ったり潰したりすることでアリナーゼという酵素と反応します。なので丸ごとより、擦ったり刻んだりする方が臭いがキツくなるのです。
2)臭いに効果的なものは食前・ 食後で違う?!
原因がわかったところで、では臭いを消すための効果的な食材を調べてみました!
すると、食材によって効果が出るタイミングが違うことがわかりました。
食前か食後で分けてご紹介します。
◆食前に効果的
・牛乳
ニンニクの後には牛乳と前から思っていたので、わりと実行していたのですがなんと食前の方が良かったとは!
牛乳以外にも乳製品が臭いには効果があるのでヨーグルトやチーズがあります。食前に摂るのが難しい場合は、食事中に一緒に摂っても効果があるそうですが食前の方がより効果があります。
乳製品に含まれているタンパク質が、臭いの原因のアリシンと結合して臭いが抑えられるのです。
効果的な量は、200cc(約コップ1杯)と言われているので、外にいる時はコンビニで小さな牛乳パックを買って事前にササッと飲んでおけるといいですね。
・緑茶
緑茶も食前に効き目があります!
お茶に含まれるカテキンが殺菌作用があり、ニンニクの臭いを抑える役目があります。
冬になると風邪対策としてお茶でうがいをするのもよいと聞きますよね。
お茶の種類としては、色の濃い玉露の方がカテキンが多く含まれてそうな気がしますが、多いのは意外にも身近な「煎茶」です。
ちなみに、カテキン量は多い順から、煎茶→玉露→烏龍茶→紅茶 です。
煎茶ですとペットボトルでも買いやすく牛乳より飲みやすいので、お茶から実行する方が簡単かもしれません ♪
・青汁
青汁にはカテキンが緑茶の約5倍も含まれていて緑茶より効果が期待できます。
なので、ニンニクは食べたいけどどうしても臭いが許せないっ!とい方には、「青汁」をオススメします。
普段から青汁を飲んでいる人は抵抗がないかもしれませんが、飲み慣れてない人は臭い対策だけでなく、体にもよいと思って飲んでみるのも手かもしれませんね…
◆食後に効果的
・りんご
りんごに含まれるリンゴ酸が、臭いの元を分解してくれる作用があります。
皮も一緒に取ることをオススメします。。
ジュースの場合は、果汁が低いものより果汁100%の方が効果が強いのでそちらを選んでくださいね。
・パイナップル
果物ではパイナップルもリンゴと同様に臭いを抑えてくれる効果があります。
にんにくを食べると決まっている日は、カットフルーツなどでパイナップルも事前に用意しておくとよいかもしれませんね。
パイナップルのさわやかな酸味がお口の中もすっきりしてくれそうです。
・パセリ
パセリの成分であるアルファーピレンも臭いの元を分解してくれます。
パセリを使った料理はそんなに頻繁に食べないですが、ニンニクが使われているお料理の付け合わせに添えてあったら、ぜひ最後に食べておきましょう〜。
パセリは一口くらいの分量でも栄養効果がとても高いので、臭い消しと一石二鳥になります♪
・お酢
お酢には、臭いが作られる働きを弱める効果があります。
お味噌汁にチョイ足ししてみたり、お酢ジュースとして飲んでみたりするのもいいかもしれませんね。
私は時々、りんご酢をソーダ割して飲んでいるのでニンニク料理の後は今後積極的に取り入れようと思いました!
・チョコレート
チョコのポリフェノールに消臭効果があります。
ニンニク料理の後のデザートには、チョコを使ったものを意識して食べるのもよいですね。
外食でニンニクを食べた帰り道で、パクッと食べられるようにこれから私は鞄にも入れておこうかな、と思います♪
・ガムや飴
ガムを噛んだり、飴を舌の上で転がすと唾液が分泌されて口臭防止につながります。
ガムや飴は口臭対策の王道ですが、なるべく「キシリトール」入りの商品を選んでください!
キシリトールには口の中を殺菌する効果があり、またス〜っとするミントの清涼感ある香りが臭いを抑えてくれます。
味がしなくなったガムでも噛む事自体で唾液が出るので効果があるそうです。
・その他
食べ物以外では、「汗をかく」ことも効果的です!
ニンニクの臭い成分を体外へ汗として出してしまいましょう。水分補給しながらジョギングしたりサウナや岩盤浴へ行くのもいいですね。
3)臭いは何時間くらい続くの?
たくさんニンニクを食べた後は、自分でもわかるくらい翌日もずっと臭かったりしますよね。
実際に、体内からはいつまで臭いが発生しているのでしょうか。
ずはり、約15時間です。
夕食としてニンニク料理を8時に食べたとして、翌日の午前11時までは続くということですね。
午前中いっぱいは臭っていると思ってよいかもしれません。
ただ、この時間は大体の時間で、完全に無くなるのは個人差や食べた量にもよりますが、48時間と言われています。
約2日間です。結構、滞在してますね…アリシン強力です…
すごく大事な人と会う時などは、ニンニクを食べるのは日にちを逆算した方が安全かもしれませんが、臭い対策食材をうまく活用したいですね。
4)手についた臭いの取り方は?
ニンニクによる口臭や体臭以外にも、料理で 手についた臭い もなかなか取れないですよね。
臭いのついた手でうっかり目や鼻をさわって不快な思いになったこと何度もあります…
料理でニンニクを使った際は、ステンレス製の物に触ると取れる!と覚えておいてください。
シンクやボウルなどでOKです。
ニンニクの臭い成分がステンレスの鉄イオンと反応して、臭いが離れていくのです。
レモンやオレンジの皮やお茶の出がらしを手にこすりつける方法もあります。
それらが一緒に無い時も多いので、今は「ステンレスソープ」という便利グッズも出ています。
私も買おう買おうと思っててまだ入手できてないのですが、キッチングッズとして欲しい1品です。
ニンニク以外にも臭いの強い野菜(ネギやニラ、玉ねぎなど)や、魚の生臭さなどあらゆる臭さを取ってくれるのです。
キッチンに置いておくと何かと使う頻度は多そうです ♪
<手の臭いがとれるステンレスソープ>
体にも、疲労回復や滋養強壮など様々な健康効果があるニンニク。
クサいから食べないなんてもったいない!
臭い消しをうまく取り入れながら、これからも気にせず食べ大好きなニンニク料理を楽しみたいものです^^
コメント