【ビールの純アルコール量】1日の適量は?計算方法あり!

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ビールの純アルコール量

今回はビールの「純アルコール量」についてお伝えします。

お酒について、アルコール度数はよく耳にしますが、含まれているアルコール量は気にしない方も多いですよね。

アルコール度数が低いからと言ってついつい飲み過ぎることはありませんか。

度数は低くてもたくさん飲めば、アルコール量が増えてしまいます。

 

お酒大好きな栄養士でもある私が、ビールのアルコール量などを調べてみました。

 

お酒を飲む時に参考にしてね。

 

◆この記事でわかること

  • ビールの純アルコール量
  • アルコール量の計算方法
  • 1日のアルコール適正量

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ビールの「純アルコール量」

純アルコール量の計算方法
アルコール量は、ビール以外のお酒にもこの計算方法を使います。

 

下記がビール「純アルコール量」です。

アルコール度数5%の場合です。

ビールの純アルコール量

 

◆代表的なビールのアルコール度数

  • キリン一番絞り:5%
  • サッポロ黒ラベル:5%
  • アサヒスーパードライ:5.5%
  • サントリープレミアムモルツ:5.5%
  • サッポロエビス:5.5%

 

アルコール量を出すには、「計算方法」があります。

ビールに限らず、他のお酒も計算方法は同じです。

 

次は、その計算方法をお伝えします!

 

純アルコール量の計算方法

純アルコール計算方法

ビール純アルコール量

この計算式で、ビール(度数5%)のアルコール量を計算してみましょう。

 

◆ビール350mlの場合

350ml×0.05×0.8=14g

 

◆ビール500mlの場合

500ml×0.05×0.8=20g

 

アルコール度数が5%のビールは、100mlにアルコールが5ml含まれています。

そこにアルコールの比重0.8をかけ計算します。

 

なぜ比重0.8をかけるのか?

アルコール比重8%

どうして比重をかけてアルコール量を計算するの?

それは、ビールの製造工程が関わっています。

ビールは発酵前後で濃度が異なります。

発酵により「エタノール」と「二酸化炭素」に分かれますが、二酸化炭素は気体なので空気へ放たれてしまいます。

そのため残ったエタノールは、水より低い密度のため、0.8をかけてアルコール量を出します。

 

ちょっと化学の授業みたい〜。

ここまでで、ビールの純アルコール量と計算方法はわかりました。

そしたら、どれくらい飲んでよいのかが気になりますね。

 

では、次はビールや他のお酒の1日の適量についてお伝えします!

 

ビールの1日の適量

ビールの1日の適量は「500ml」と考えられています。

なぜなら、先ほど、純アルコール量の計算方法のところで、ビールの500mlのアルコール量は20gと出ました。

この20gが、厚生労働省が推奨する「1日の純アルコール量」なのです。

 

もうちょっと飲みたいな〜。

では他のお酒だと、純アルコール量20gというのはどれくらの量になるのかもお伝えします。

 

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純アルコール20gに相当するお酒の量はどれくらい?

1日の適量とされるアルコール20gを、他のお酒ならどれくらい飲めるのか。

各お酒の量を出してみました。

また、その量を飲んだ場合のカロリーも合わせてまとめました。

 

◆アルコール20gに相当する酒量とカロリー

お酒の量とカロリー<アルコール20gの酒量>

 参考:カロリーslism

上記の表を見るとアルコール度数の高い「ウイスキー」や「焼酎」が、少ない量でもアルコール量が多いということがわかります。

 

ワインなどゴクゴク飲むと、すぐに1日の適量をオーバーしちゃう。

私は飲む時のピッチが早いので、ビールやチューハイなどを好んで飲んでいます。

 

1日のアルコール量の適量は20gというのがわかりました。

では、アルコール量がどれくらい体内に入ると、人は「酔う」状態になるのでしょう。

僕はビール500mlじゃ酔わないけど体は酔っ払ってるのかな?

次では、お酒を飲んだ時の「酔う状態」についてお話しします。

 

アルコール血中濃度と酔いの状態

お酒を飲むと、アルコールが血液中に溶け出します。

そして、アルコール量に比例して「アルコール血中濃度」が高まります。

体が「酔う」というのは、アルコールが血液によって脳に運ばれて、脳が麻痺すること。

麻痺って聞くとちょっと怖いね…

個人差はありますが、アルコールの血中濃度により酔い方が変わってきます。

次は酔いの状態について解説します。

アルコール血中濃度と6つの「酔い」の状態

アルコールの血中濃度により「酔い」は下記6つの段階に分けられます。

アルコール血中濃度と「酔い」の状態
アルコール血中濃度と「酔い」の状態

 出典:公益社団法人アルコール健康医学協会「お酒と健康ライフ」

 

表を見ると、「ほろ酔い期」までがお酒を楽しく飲める段階です。

「ほろ酔い期」に、本能や感情を司る大脳辺縁系の動きが活性化します。

このことが、飲んでいる人に開放感を与え気持ちをリラックスさせるんです。

 

仕事が終わった後にお酒を飲みたい人が多いのはこのせいかもね。

楽しく飲むために「ほろ酔い」程度の量にしておいてくださいね。

 

ビールのアルコール量のまとめ

◆この記事のまとめ

  • ビール500mlの純アルコール量は20g
  • アルコール量の計算方法:酒量 × アルコール度数 × 0.8
  • ビールの1日の適量は500ml
  • アルコール血中濃度によって「酔いの状態」が違う
  • 「ほろ酔い」状態までがお酒を楽しめる!

 

ビールを500ml以上飲んじゃう時も結構あるな〜。

体質や体の大きさによって酔いの状態には個人差があります。

けれど、各お酒の適量を目処にして泥酔しないよう気をつけてくださいね。

飲み過ぎに気をつけて、美味しくお酒を楽しみましょう♪

 

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