寒天の原料は3種類あり?!ところてん・ゼラチンとの違いはナニ?

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食物繊維が豊富で、昔から身体によいと言われている「寒天」!

低カロリーでダイエットの強い味方でもありますよね。

しかし、見た目が似たようなものに「ところてん」「ゼラチン」といったものもあります。

これらとは原料がどう違うのでしょうか?

今回は「寒天」の原材料や種類「ところてん」などとの違いをご紹介したいと思います!

 

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寒天の原料は何?!

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ずばり寒天の原料は「海藻」です!

主に「天草(テングサ)」という海藻が使用されています。

しかし、寒天には種類がありそれぞれ原料が違うのです。

 

寒天の種類と原料

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寒天の種類には大きく3つあります。

それは下記の3種類です。

 

  1. 棒(角) 寒天
  2. 糸 寒天
  3. 粉 寒天

 

これらのうち「棒(角)寒天」「糸寒天」天草が原料ですが、「粉寒天」は“オゴノリ”というものが原料です。

このオゴノリも海藻の1種です。

 

↓ 簡単に表にするとこのような感じです。 

 

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それでは、同じ海藻の「天草」「オゴノリ」の違いはどういった点なのでしょうか?

 

天草とオゴノリの違い

天草とオゴノリの大きな違いは、養殖ができるかできないか」です。

 

  • 天草・・・・・養殖ができない
  • オゴノリ・・・養殖ができる

 

天草は一年草の為、養殖ができません。

反対にオゴノリ養殖が可能なので生産がしやすく、一年を通じて安定した供給ができます。

そのため価格も天草より抑えることが出来るのです。

そのため、今は天草とオゴノリを混ぜた商品が多く出回っています。

 

そして、この天草とオゴノリは全て国内で採れるのでしょうか?

寒天と聞くと、まさに日本の代表的な食材で海に囲まれた日本ということもあり、海藻である天草とオゴノリはもちろん国産という気がしますが、残念ながらそうではないのです….

 

天草とオゴノリの原産地について

糸寒天に使用される「天草」はほぼ日本全国で採ることができるので国産が多いです。特に伊豆諸島で摂取された天草が昔から高品質とされてきました。

「オゴノリ」も日本各地で採れるのですが、世界のほぼ全ての海がある地域で育ち採ることができます。

チリやフィリピン、南アフリカといった外国産が主流です。

 

  • 天草・・・国産が多い
  • オゴノリ・・・海外産が多い 

 

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寒天とところてん、ゼラチンとの違いは?

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「寒天」「ところてん」は見た目も同じように見えますが、違いはどこにあるのでしょうか?

ちなみに、ところてんは漢字だと「心太」と書きますよ。

 

寒天とところてんは、同じ天草から作られます。

天草を煮詰めて、常温で固めプルプルさせた状態のものが「ところてん」なんです。

そして、その「ところてん」を乾燥させたのが「寒天」。

寒天からところてんが出来ているという人も多いのですが(私もその一人でした)、実は「ところてん」の方が先なんですね!

 

あとは特徴として、「ところてん」は天草を煮詰めたものを食べるので栄養的に “ミネラル” が多いのですが、「寒天」になると全く無くなってしまうのです。

これも意外な点でした!

 

↓ 原料や特徴などをまとめてみました。

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ゼラチンの原料は?

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よく寒天やところてんと似ているものとして「ゼラチン」を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか?

ぷるぷるした形状などはとても似ていますよね?

実はゼラチンの原料は海藻ではなく「豚の皮や骨に含まれるコラーゲン」なのです。

知らなかった方にとってもちょっとびっくりではないでしょうか。

そうなんです、グミは原材料が “動物性” なのです。

地域によっては牛の皮や骨が使用されたりもします。

寒天やところてんと違ってゼラチンはカロリーが高めなので、似ているからといって食べ過ぎないように気をつけてくださいね。

 

アガーとは?

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出典:Cuoca

もうひとつ、寒天とに似ているものに「アガー」があります。

アガーの原料は「カラギーナン」という海藻です。また「ローカストビーンガム」というマメ科の種子の抽出物が使われることもあります。

アガーの特徴はなんといっても「透明度」がとてお高い!ことです。

原料に色がないので食べ物の色味をしっかりと出すことができます。

 

普段何気なく食べていた「寒天」は海藻が原料で、まずは「ところてん」を作ってそれを乾燥したのが寒天とはちょっと驚きでした。

「ゼラチン」は海藻でなく豚のコラーゲンが原料。

「アガー」は寒天と同じく海藻が原料ですが、見た目は透き通る仕上がりになる!

お料理やお菓子によって適するものが変わってくるのでいろいろ試してみたいです♪

 

 

 

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