「ひよこ豆」というものをご存知ですか?
サラダやスープ、カレーなどでよく使われるお豆です。
以前、NHKのあさイチでもすご豆パワー料理として取り上げられました。
名前は知らなくても、見たら、あぁ、あの豆ね、という方も多いかと。
そんな「ひよこ豆」が、2019年に流行る!と言われている食品の一つなのです。
私も何度も食べた事はありますが、今まであまり関心がなく、どんな栄養があるかなど知らない食材でした。
今回は、そのブームがくるかもしれない?ひよこ豆の栄養や人気レシピなどを調べてみました!
ひよこ豆とは?
鳥の口ばしのような突起があり、それがひよこの頭に見えることから「ひよこ豆」という名前がつきました。
スペイン語では、「ガルバルゾ」と呼ばれていて、日本で売られている商品にはガルバルゾと書いてあることも多いので、この名前でご存知な方もいるかもしれませんね。
私もガルバルゾは聞いたことありましたが、ずっと「ガンバルゾ!」と勘違いしてました、笑
ひよこ豆は大きさが約1cm程度で、主にインドや中東で生産されています。
世界の生産量のうち2/3は、インドで消費されているのです。インドの家庭ではプピュラーな食材なのですね。
そういえば、インドカレー屋さんに行くと「ひよこ豆のカレー(チャマナサラ)」が定番メニューであることに気がつきました!
こういった訳があったのですね。ふむふむ新たな発見です。
なお、ひよこ豆はホクホクとした食感から「栗豆」とも呼ばれています。
ひよこ豆の栄養
お豆なのでなんとなく体に良さそうという印象ですが、やはり下記のような体にうれしい栄養素が豊富です。
☆タンパク質
☆食物繊維
☆ビタミン類
☆イソフラボン
☆葉酸
☆鉄分・カルシウムといったミネラル類
こうみますと、大豆の栄養素と似ていますね。
これらの栄養素は、女性のアンチエイジング対策には欠かせない要素なので大豆と共に積極的に摂りたい食物であると思います!
糖質ダイエットにはNG?
そんないいことづくめの「ひよこ豆」ですが、注意する点があります。
それは、糖質が多い!ということ!
豆類は全体的にヘルシーな種類が多いですが、ひよこ豆は「糖質が」他の豆に比べるとかなり多いのです。
大豆は100gあたりの糖質はなんと5倍も含まれています。
糖質ダイエットをしている方は、お豆なら大豆や枝豆といった糖質が低いお豆を食べるのをオススメします。
ひよこ豆の食べ方
◆ 乾燥した豆から戻す場合
戻し方はとっても簡単です♪ 小豆などと同じ要領です。
① 一晩、水に浸します(さっと洗ってから豆が十分かかるくらいたっぷりの水で)
②浸け水+豆(乾燥状態の時)の重量の3倍のお水を鍋に入れて火にかけます。
※豆が300gだったら900g(約1リットル)の水を加えましょう。
※最初強火で沸騰したら弱火にします。
③アクが出てきたら取りましょう。その方が味が良くなります。
④水が足りなくなったら加えながら30分ほど煮ます。
※途中で固さを確認してみて、茹でる時間を調整してください。
※好みによっては1時間くらい煮たくらいのやわらかいのが好きな人も多いです。
⑤茹で終わったらそのまま料理に使えます。
すぐに使わない場合は、煮汁も一緒に冷凍保存できます。
煮汁はいい風味がついてますし、栄養素も溶け込んでいるので捨てるのはもったいないです!
スープに使ったり、お味噌汁の出汁としても活用できます♪
お豆は煮るだけなので簡単ではあるのですが、すぐに食べたい時には缶詰や袋タイプのものがオススメです。
水で戻すのが面倒な場合は、それらを使うのも便利かと思います。
ただ、乾燥から戻したひよこ豆の方が缶詰などより味は勝ってますので、時間がある人はぜひ煮てみてくださいね☆
ひよこ豆の人気レシピ「フムス」!
海外のモデルやセレブからもスーパーフードとして注目されている「ひよこ豆」。
そのひよこ豆を使った人気レシピが「フムス」というもの!
最近はオシャレなカフェなどでも見かけるようになりました。
アラビア語で「フムス」とは「ひよこ豆」のこと。中東では前菜でよく食べられているそのフムスの作り方をご紹介します ♪
◆フムスとは?!
ひよこ豆と、白練り胡麻・オリーブオイル・レモン汁・にんにくなどを混ぜてペースト状にしたものです。
材料をフードプロセッサーやブレンダーで混ぜるだけなので簡単なお料理です♪
フードプロセッサーがない場合は、茹でたひよこ豆をフォークの背でつぶしても出来ます。
その場合は粒が粗目になりますが、それも食感が楽しめて美味しいです。
缶詰のひよこ豆を使えば調理時間もぐっと短縮してスピート料理の1品にもなりますね。
材料にクミンパウダーやパクチーを加えるレシピも多くあります。仕上げにパプリカパウダーをかけると見た目もきれいになります。
このフムスは、クラッカー、トルティーヤにつけたりとパーティーメニューにもなります。また他の具と一緒にパンに挟んで食べても美味しいです。
野菜スティックや豆腐などにも合うので、いろいろ試してみたいですね。
糖質が気になる方は、茹でた大豆を使っても美味しくできますのでぜひ作ってみてください。
ひよこ豆は、サラダやスープ、カレー、潰してフムスにしたり様々な料理に使えます。
そういえば最近、ひよこ豆を使ったコロッケ「ファラレル」という物も食べました。
ひよこ豆が大きめに砕かれていて、軽めな食感がとても美味しかったです。
これからさらに人気が出てきそうな「ひよこ豆」です。
ブームが来て品切れになる前に買っておこうなか、笑
<便利な袋タイプ>
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